見学できる灯台・灯台資料展示室

尻屋埼灯台 青森県下北郡東通村
 

尻屋埼灯台の参観業務は、灯台改修工事のため9月2日(日)をもちまして、今年度の参観業務を終了しました。

なお、来年度の参観業務は、平成31年4月下旬から11月上旬までを予定していますが、詳細は、改めてお知らせします。

ご了承ください。

尻屋埼灯台
参観時間 4月下旬から11月上旬まで
9:00~16:00
尻屋埼支所 Tel:0175-47-2889
位置 北緯  41度25分49秒
東経 141度27分44秒
塗色・構造 白色
塔形(レンガ造)
灯質 単せん白光
毎10秒に1せん光
光度 530,000カンデラ
光達距離 18.5海里(約34km)
明弧 52度から3度まで
高さ 地上から構造物の頂部まで
 33メートル
平均水面上から灯火まで
 47メートル
地上から当課まで
 28メートル
点灯年月日 明治9年10月20日
尻屋埼灯台
尻屋埼灯台

 

点灯開始当時の尻屋埼灯台

霧鐘【丸印】

最初の霧笛

 

尻屋埼灯台は、工事期間3年4ヶ月を費やし明治9(1876)年10月20日に点灯開始した、高さ30mを誇る日本一高いレンガ灯台です。明治期、尻屋埼灯台は濃霧に挑(いど)んだ機械が次々と投入されました。点灯の翌年の明治10(1877)年11月、日本最初の音波標識となる霧鐘が灯台に取り付けられました。しかし、霧鐘を打ち鳴らす機械が灯台に激震を与えるため、2年後に廃止され、代わりに日本最初の霧笛が設置されました。明治22年には、灯台が特殊なレンズに交換されます。このレンズは光を放つ方向を自由に調整できるもので、視界不良時に光の届かない遠距離を避けて、近距離をより強く照らすことができる日本唯一のレンズでした。このレンズも明治34年には日本唯一の2個の方形レンズに交換されます。このレンズには、電気を使用するアーク灯が設置されました。日本最初の電気を使用する灯台の誕生でした。この灯火は、通常は1個のレンズで照らされ、視界不良時は2個のレンズに光が灯され、明るさは2600万カンデラ、光の届く距離は35マイルと日本最大の破格の光でした。このように尻屋埼灯台で濃霧に挑(いど)んだ機械は、どれも皆日本最初や日本唯一のものばかりでした。日本唯一の記録は、機械だけではありません。隕石の落下記録がある灯台は、この尻屋埼灯台だけです。明治16年10月24日午後8時30分、みぞれの降る夜に灯台のガラスを突き破り隕石が落下した記録が、当時の官報に割れたガラスの図とともに詳細が掲載されています。そして忘れてならないのは、怪火(あやしび)の記録です。戦後、戦災で消灯している灯台が、点灯している現象を通航船舶、周囲の住民、そして当時の灯台職員全員が実際に目にしています。この他、日本一渡り鳥が飛来した観測記録や、灯台を死守した職員らの記録など、尻屋埼灯台は他の灯台と比較できない数多くの記録が残されている語り尽くせない灯台です。

 

光達距離調整レンズ

アーク灯器

2個の方形レンズ


 

●灯台へのアクセス

☆鉄道・バス等
 ・JR大湊線下北駅下車
  下北駅~むつバスターミナル(下北交通バス尻屋崎線)~尻屋崎口下車(約40分)、徒歩約30分

☆自動車
 ・八戸自動車道八戸IC~国道45号、338号、県道6号経由 約2時間30分

 

アクセスマップ

おすすめリンク

TOP