のぼれる灯台16 角島灯台(つのしま)(山口県下関市豊北町)
《灯台参観の皆様へのお願い》
公益社団法人燈光会では、灯台参観業務の実施に当たりましては、新型コロナウイルス感染防止に細心の注意を払うこととしておりますので、皆様のご協力をよろしくお願いします。
詳細は、こちら「灯台参観の皆様へのお願い」をご覧ください。
全国に16しかない「のぼれる灯台」の一つで、日本で三つしかないベージュの石が美しい灯台です。

角島灯台と資料展示室
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角島大橋
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灯台から日本海を望む
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参観時間 |
3月~9月 9:00~17:00*
10月~2月 9:00~16:30*
入場は参観終了時刻*の20分前までにお願いします。
角島支所 Tel:083-786-0108 |
位置 |
北緯 34度21分09秒
東経 130度50分28秒 |
塗色・構造 |
白色 塔形(石造)
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灯質 |
単せん白光 毎5秒に1せん光 |
光度 |
670,000カンデラ |
光達距離 |
18.5海里(約34km) |
明弧 |
352度から232度まで |
高さ |
地上から構造物の項部まで
30メートル
平均水面上から灯火まで
45メートル
地上から灯火まで
26メートル |
点灯年月日 |
明治9年3月1日 |
角島灯台は、明治 9年 3月1日に点灯した当時の日本海側では初めての大型灯台です。
イギリス人技師R・H・ブラントンが設計した灯台で、建設位置は,海抜わずか13mの低地であることから,当時としては数少ない高い塔となっています。
地上30mの塔は,24mの高さまで荒磨きの花崗切石の装石積で,上部は切込みを入れた切石を装飾的に配し,柔らかい感じを出している美麗なものである。石材は山口県内の徳山産を使用しています。
灯塔内部も花崗切石で,105段の螺旋階段が外壁と巧妙に組み合わせられて堅固な造りとなり,細部にまで行き届いた造作が施されています。
平成7年度耐震補強にあわせた保全工事が実施された。
灯台のレンズは、高さ2.59m、正八角形の第一等フレネルレンズで、1874年にイギリスのスティーブンソン社が設計し、フランスのバルビエ社が製造したものが、今でも現役で使われています。
灯台周辺は県民の憩いの場として「角島灯台公園」が整備されており、特に旧体息所は旧豊北町により復元、灯台記念館として公開されています、平成12年11月の角島大橋(全長1780m)の開通により陸続きとなりました。
●角島灯台リーフレット
角島灯台リーフレットをPDFで公開しています。画像をクリックして下さい。

●灯台へのアクセス
☆鉄道・バス等
・JR山陰本線特牛駅下車
特牛駅~(ブルーライン交通バス)~灯台公園前下車(約25分)、徒歩約5分
☆自動車
・中国自動車道下関IC~国道191号、県道275号、276号経由 約1時間20分
・中国自動車道美祢IC~国道435号、県道275号、276号経由 約1時間10分