のぼれる灯台16 入道埼灯台(にゅうどうさき)(秋田県男鹿市)

《入道埼灯台の参観休止につきまして》

 入道埼灯台は、設備点検作業のため、11月7日(木)0900~1200の間、参観業務を休止しますのでお知らせいたします。
灯台参観をご計画の皆様には、大変ご迷惑をおかけしますが、ご了承いただきますようお願いいたします。

  • (令和6年10月24日発表)

 

《入道埼灯台の今年度の灯台参観(見学)業務終了につきまして》

 今年度の参観は、令和6年11月10日(日)をもちまして終了いたします。

 本年度も多くの皆様にお越しいただき感謝いたします。

 また、来年度における参観業務の開始につきましては、それぞれ4月上旬を予定していますが、詳細の日程が決まり次第、改めてHP等にてお知らせします。

 (令和6年10月12日発表)

 

 海と緑に囲まれ、黒白の横じま模様は「のぼれる灯台16」の中でただ一つの灯台です。

日本海を望む灯台

灯台踊場から見る日本海の眺望

日本海に沈む夕日


入道埼灯台(にゅうどうさき)

参観寄付金(中学生以上)300円小学生以下、障がい者(介助が必要な方は、介助者1人まで)の方はいただきません。

参観時間 4月上旬~10月15日
土日等 9:00~16:30*
平 日 9:00~16:00*

10月16日~11月上旬 9:00~16:00*

入場は参観終了時刻*の20分前までにお願いします。

入道埼支所 Tel:090-1931-9706
位置 北緯  40度00分18秒
東経 139度42分06秒
塗色・構造 白地に黒横帯3本塗
塔形(コンクリート造)
灯質 単せん白光
毎15秒に1せん光
光度 530.000カンデラ
光達距離 20海里(約37km)
明弧 10度から293度
高さ 地上から構造物の頂部まで
 28メートル
平均水面上から灯火まで
 57メートル
地上から灯火まで
 24メートル
点灯年月日 明治31年11月8日
入道埼灯台(にゅうどうさき)
入道埼灯台(にゅうどうさき)
入道埼灯台(にゅうどうさき)

 平成10年度に日本財団の補助を受けて設置した灯台資料展示室を併置する入道埼灯台は、秋田新幹線「こまち」の影響もあつて、秋田県の観光スポットとして、再認識され、訪れる人達が急激に増えております。 日本海に突出した男鹿半島は、 「なまはげ」の奇習、「男鹿ブリコ」などで知られており、半島の北西端に位置し、 なだらかな起伏をもった草原の台地で、芝草に覆われた緑のスロープの中心に入道埼灯台があります。
 男鹿半島全体がおおむね第三紀層からなる隆起陸塊で、13段ほどの海岸段丘が最低10mから最高300mにも 及んでおり、その上に本山(標高716m)、真山(571m)、寒風山(355m)の三っの死火山があり、 陸の孤島の感じでありましたがそのため海上交通は早くから開け、入道埼と水島の平磯礁にはさまれた畠漁港は、帆船時代の仮泊地として、また入道埼の南西に当たる戸賀湾(爆裂火口が海食沈降して 出来た湾)には、明治の初めに既に灯台があり、火費を入港船から徴収していたという記録もあります。
 入道埼灯台の初点は、明治31年11月8日当時山形、秋田、青森(日本海側)には、 酒田灯台と船川灯台の2基の木造灯台があるだけで、白色塗六角形鉄造、高さ24.4m、石油四重心灯、 2万2干燭光、光達距離20海里の性能を持つ灯台は、世人の目を驚かせるに十分でした。 
 入道埼灯台は、爾来120年、ひたすらに、日本海西岸・男鹿半島沖合いを航行する船舶の安全を守り 続けてきました。

 

●入道埼灯台リーフレット

 入道埼灯台リーフレットをPDFで公開しています。画像をクリックして下さい。

 

 

●灯台へのアクセス

☆鉄道・バス等
 ・JR男鹿線男鹿駅下車
  男鹿駅~(秋田交通バス男鹿北線)~湯本駐在所前(男鹿市単独運行バス入道崎線)~入道埼下車(約1時間10分)、徒歩約3分

  ※ 入道崎線は予約が必要

☆自動車
 ・秋田自動車道昭和男鹿半島IC~国道101号、県道55号経由 約1時間
 ・秋田自動車道八竜IC~国道7号、101号、県道55号経由 約1時間

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