灯塔は鉄造であり,工事期間はおよそ1年半であった。
資材は全てを帆船で岬の先端まで運び灯台下の月見ヶ浜に陸上げし,海岸から山頂までレールを敷設し,蒸気釜を設けて蒸気の力によって運び上げた。
灯台の建設当時,当該場所に天狗松という参勤交代の際に,殿様が甲ノ浦を出発して,室戸へ入港するのを確認するため利用していたといわれた巨大な松があったが,工事のため伐採されたという。