日本の歴史的灯台

江埼灯台
江埼灯台
所在地 兵庫県淡路市
点灯年月日 明治4年4月27日
塗色 白色
構造 円形・石造
光り方 不動赤白互光 赤5秒 白5秒
光りの強さ 赤 24,000cd
白 62,000cd
光りが届く距離 19海里
構造物の高さ 8.27m
海面から
光りまでの高さ
48.50m
レンズ 第3等レンズ
電動しゃへい式回転機械
電源 商用電源

 

 灯塔の石材は、家島産の御影石を使用し、設計者は、R・H・ブラントンである。

 平成7年(1995年)1月17日発生した「阪神・淡路大震災」は、この灯台の真近が震源地となったため、灯塔付属舎の石積のズレとともに、灯台構内地盤には、地割れ、スベリ(移動)、陥没(沈下)も発生した。

 この震災を後世に伝えるためにも、灯塔付属舎は石積をズレたまま目地モルタル詰替え補強を行い、また、野島断層である地割れ部分は、出現した位置と形を出来る限り地表面に残すようにカラーコンクリートで舗装して保存を行った。

 

 我が国最初期の洋式灯台として歴史的な価値が高いとして、令和4年2月9日、重要文化財に指定された。

 

 

 

 

退息所があった頃の江埼灯台

(退息所は四国村に移築され、保存展示されている。)

 

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